Windows10が最後のOSと言われながら、Windows11が突如発表され、最近のパソコンはWindows11が標準搭載されているケースがほとんどです。仕事でもプライベートでもMicrosoft製品にお世話になっていますが最近、サポート期限がよくわからなくなったので調べてみました。
2022/4月末時点での情報となっています。
メインストリームサポートと延長サポート
マイクロソフトが定義しているサポート期限には、2種類のサポート期限が存在します。
マイクロソフトではこれをサポートライフサイクルと呼んでいるみたいです。
メインストリームサポート
メインストリームサポートは、セキュリティ更新の提供も含め、仕様変更や新機能の追加など幅広いサポートが提供されます。
延長サポート
延長サポートは、脆弱性やバグへの対応をメインとしたセキュリティ更新プログラムが提供されるだけです。
クライアントOS
製品名 | メインストリームサポート | 延長サポート |
---|---|---|
Windows 8/8.1 | 2018/01/09 まで | 2023/01/10 まで |
Windows 10 | 2020/10/13 まで | 2025/10/14 まで |
Windows 11 | 2023/10/10 まで | – |
Windows7のように延長サポートを延長することもあります。
企業などの導入率が高いOSは、延長サポートが延長されることが多いです。
Windows10については、前提条件としてバージョンが最新版であることが前提です。
現時点(2022/04)では、21H2が最新になっています。以前は半期に1度のアップデートでしたがWindows11が発売された後からは、年に1回の下半期に新バージョンが提供される予定になっているみたいです。
Windows Server
上述のクライアントOSと同様にサーバーOSもサポート期限が存在します。
製品名 | メインストリームサポート | 延長サポート |
---|---|---|
Windows 2012 | 2018/10/09 まで | 2023/10/10 まで |
Windows 2016 | 2022/1/11 まで | 2027/01/11 まで |
Windows 2019 | 2024/01/09 まで | 2029/01/09 まで |
Windows 2022 | 2026/10/13 まで | 2031/10/14 まで |
2012は、延長サポートが残り少なくなってきたのでそろそろ検討しなければいけませんね。
SQL Server
SQL Serverも導入しているので調べてみました。
製品名 | メインストリーム | 延長サポート |
---|---|---|
SQL Server 2012 | 2017/07/11 まで | 2022/07/12 まで |
SQL Server 2014 | 2019/07/09 まで | 2024/07/09 まで |
SQL Server 2016 | 2021/07/13 まで | 2026/07/14 まで |
SQL Server 2017 | 2022/10/11 まで | 2027/10/12 まで |
SQL Server 2019 | 2025/01/07 まで | 2030/01/08 まで |
2022年度中にSQL Server2012は、延長サポートも切れてしまいます。
延長サポートが切れると、セキュリティ更新プログラムが提供されず、危険にさらされた状態で使用しなければなりません。余裕を持って、OSのリプレイスを検討することをお勧めします。
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