Googleアドセンスを始めてから約3年、やっと収入が入るようになってきたと思ったら、お支払いプロファイルに以下のような警告メッセージが表示されました。
何これ?? シンガポール??
どうやら、Googleアドセンスの収益の一部をシンガポールから受け取っているみたいです。
収益金額の大きさ関係なく、皆様提出を求められているようです。
結論から言うと、このシンガポールの税務情報の提出は、税務署で居住者証明を発行して提出しなければいけません。
私の場合は、免許書もマイナンバーカードもダメでした。
最終的に、この税務情報が承認されるまで約1か月弱かかりました。今回はその対応経緯について書いてみようと思います。私と同様の警告メッセージが表示されている方は是非参考にしてみてください。
ちなみに私の場合は、この2か月間、この税務情報は基本的に審査中になっていましたがすでに確定している支払いは遅延なく支払いされました。
対応内容
支払いプロファイルに謎の広告メッセージ
2023年11月20日ごろに、やっと支払い基準額の8000円に到達したのでちゃんと
支払いがされるかな~と支払いプロファイルを確認すると、今まで見たことのない謎のメッセージが・・・
「お支払いが遅れることなく、税金の源泉徴収も適切に行われるようにするために、できる限り早急にシンガポールの税務情報をご提出ください。」
なぜ、シンガポール?と思いながらgoogleで色々調べてみると、最近このメッセージが表示される人が結構出ている模様です。
免許書で税務情報を追加してみる(ダメ)
ほかの人のサイトを見てみると、免許証で承認された人がいるようなので、免許書の写真を撮って、JPGファイルとして保存し、税務情報として送信してみました。
するとシンガポールの税務情報の管理(一番下)は、承認済みになりましたが、税法上の税法上の居住地(一番上)は審査中になりました。
とりあえず、この状態で様子を見ることにしました。。。。
そして、待つこと約1週間(11/28)。支払いプロファイルを確認すると今度は以下のような警告メッセージが表示されました。保留・・・・ えっ! えっ! 保留はさすがにあせります。
以下のメールも送信されてきました。
どうやら、免許証は駄目のようです。
ダメもとでマイナンバーカード(やっぱりダメ)
免許証の審査中に調べていて気付いたのですが、恐らく税務署に申請して取得する居住者証明書でないと審査が通らないだろうとは思っていました。
審査が通ればラッキーと思い、ダメもとでマイナンバーカードでも申請してみました。
これが、審査中のまま12/13までの約2週間強、審査中のままでしたが結果はやっぱりNG・・・
税務署に居住者証明書を申請
マイナンバーカードが審査中の間、NGになることを想定して税務署に居住者証明書を申請しました。
厄介なのは、税務署は平日の8:30~17:00までしかやっていないことです。一般的なサラリーマンは仕事中です。しょうがないので午前休をもらって申請しに行きました。
居住者証明書を取得するときに必要なもの
これは、地域によって多少異なる可能性があるので事前に税務署に電話して聞いたほうがいいです。
私の地域では事前に準備するものは以下の通りでした。
- 居住者証明書交付請求書 2枚(サイトからダウンロードして自分で記載)
- 住民票の写し
- 免許証 or マイナンバーカード
居住者証明書交付請求書 2枚
この請求書は税務署のサイトからダウンロードして自分で入力します。印刷用と入力用がありますが、入力用のほうが記入漏れが少ないのでお勧めです。請求書は必ず2枚必要です。1枚は自分用でもう1枚は、税務署保管用となります。必要事項を記入の上白黒ではなく、カラーで印刷することをお勧めします。
記載方法は、以下のサイトが非常にわかりやすかったので参考にさせてもらいました。
参考:【Googleアドセンス】居住者証明書を提出して承認された話 小石健のストレイ・キャット・ブルース【Googleアドセンス】居住者証明書を提出して承認された話 | 小石健のストレイ・キャット・ブルース前回、Googleアドセンスにてシンガポールの税務情報を提出しましたが、「税法上の居住地」の審査に落ちてしまいました。 今回は「居住者証明書」を提出して承認された模様をお伝えします。 小石健と申します。YouTubeチャンネルはこちら。 必
住民票
これは、地域によってはいらない可能性もあるので事前に担当地域の税務署に確認したほうがいいです。私は電話で確認したところ、住所を証明するために住民票の写しが必要といわれました。
住民票の写しは、マイナンバーカードがあれば、市役所でなくてもコンビニで交付することが可能です。住民票の写しは300円で取得できます。
免許書 or マイナンバーカード
住民票と一緒に本人確認のため免許証を提出しました。こちらは受付時に確認ようとして免許証番号を控えるだけなのでコピーする必要はないと思います。
税務署に提出し交付
私の場合は、12/4の朝8:30の開館とほぼ同時に行って、1番目の受付だったので15分程度で終わりました。
ただし、当日中には居住者証明書を発行できないとのことでした。交付が完了次第電話をいただくことになりました。(2日かかった)
12/6に居住者証明書の交付が完了したとの電話があったので後日、仕事を少し早めに切り上げさしてもらい取りに行きました。
地域や混み具合によっては当日発行してもらえることもあるみたいですが一般的には1週間程度見ておいたほうがいいみたいです。
私が申請した時期は、確定申告期間外だったので、税務署はスムーズに対応していただけましたが
確定申告などと重なると、また違った対応になったかもしれませんね!
居住者証明書のアップロード
やっと、居住者証明書が入手できました。最後に居住者証明書をアップロードします。
上でも書いたように、マイナンバーカードでの申請が12/13まで審査中だったので、NGになり次第アップロードしました。
私の場合は、居住者証明書をカラーでスキャンし、PDFにしました。PDFファイルを居住者証明書.pdfという名前に変更したあと、「税務情報の更新」→「新しいフォームの作成を開始」にします。
ドキュメントの種類は[税法上の居住地の証明書]にしてpdfを添付して送信します。
送信すると、税法上の居住地が審査中になります。
あとは、ひたすら審査を待つだけです。私の場合は、なぜかここから審査が長く受理されたのが12/29でした。
受理されると支払いプロファイルから見える、税法上の居住地が承認済みになります。
承認まで1か月かかってしまいましたが、何とか承認されました。
審査中に収益の振り込み日を迎えた場合
税務情報が「審査中」の状態でアドセンスの振り込み日を迎えた場合はどうなるのか気になっていたのですが、結論私の場合は特に遅延なく振り込みがありました。
私は、ステータスが審査中だった場合で、支払いの保留はステータスが審査中になった時点で解除されたのだと思います。いずれにせよ、税務情報の対応は早めにしたほうがいいと思います。
まとめ
GoogleAdsenseからシンガポールからの税務情報を求められたら対応することをまとめると
- 地域の税務署で居住者証明書を交付してもらう
- 免許書やマイナンバーカードは多分ダメ
- 居住者証明書交付請求書は自分用と税務署で2枚必要
- 地域によっては住民票の写しが必要
※コンビニ交付でも可能(300円必要) - 事前に税務署に電話して必要書類を聞いたほうが良い
- 居住者証明書は当日に発行はできないことが多い。(1週間程度必要)
- 審査結果は、結構時間がかかることもある(3週間程度かかることもある)
- ステータスが審査中に収益振り込み日を迎えたが保留や遅延なく振り込みがあった。
※あくまで私の場合はです。
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