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【Azure Functionsでテスト環境構築】無料枠でAPIを試す最適プランと費用の注意点

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この記事は約4分で読めます。

Azureを使っていると、「ちょっと試したいだけなのに、どのプランを選べばいいの?」と悩むことがあります。
本番環境なら予算を組んで設計しますが、評価や検証ではできるだけ安く済ませたい
のが本音。

この記事では、Azure Functionsを使ってテスト・検証用途に最適なプラン選びと、Pythonで簡単なAPIを作る方法、そして費用面で注意すべきポイントを紹介します。

✅ テスト用途に最適なAzure Functionsプラン

Azure Functionsのプランは、新規作成時に表示される以下の画面で選択します。

テスト用途なら従量課金がおすすめです。以下に主な用途を記載しておきます。

プラン名特徴コスト主な用途テスト用途への適性
従量課金(Consumption)イベント駆動、使った分だけ課金、無料枠あり実質0円(無料枠内で収まれば)テスト、軽量API、低頻度処理⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
Flex Consumptionメモリサイズ指定、VNet接続可能実行分のみ課金(無料枠あり)高速処理、VNet接続、重いライブラリ使用⭐️⭐️⭐️⭐️
Premium常時起動、高速応答月額課金あり高頻度API、即時応答、長時間処理⭐️⭐️
App ServiceWebアプリ統合月額課金ありWebアプリと統合したAPI運用⭐️⭐️
Container Appsコンテナベース、柔軟なスケーリング従量課金コンテナ化、GPU利用、マイクロサービス⭐️⭐️⭐️

💡 従量課金プランが最適な理由

  • 無料枠が充実
    • 実行回数:月100万回まで無料
    • メモリ使用量:月40万GB秒まで無料
  • イベントが発生していないときは課金なし
    → 関数が呼び出されていない限り、完全に0円
  • 実際の運用例
    • 1日10回程度のAPI実行
    • 休日は使用なし → 月200〜250回程度
      → 無料枠の0.1%も使わない!

💡 Flex Consumption プランも選択肢になるケース

Flex Consumption プランにも無料枠があります(例:月25万回 / 10万GB秒)。
そのため、使用頻度が無料枠に確実に収まるのであれば、Flexを選ぶのもアリです。

特に以下のようなケースではFlexが有利です:

  • Pythonで重いライブラリ(例:Pandas, NumPy, OpenCVなど)を使いたい
  • VNet接続が必要(社内DBなどと連携)
  • コールドスタートを短縮したい

⚠ ストレージアカウントの料金に注意!

Azure Functionsを作成すると、自動的にストレージアカウントが紐づけられます
このストレージは、関数のログや状態管理(Durable Functionsなど)に使われます。

🔹 ポイント

  • 少量の使用ならほぼ無料(Azureの無料枠に含まれることも多い)
  • ただし、BlobやQueueを大量に使うと課金対象になる
  • 不要なログやファイルは定期的に削除するのがおすすめ

🧪 Pythonで簡単なAPIを作るコード例

以下は、Azure Functionsで「Hello, Azure!」と返すだけのシンプルなAPIの例です。

import logging
import azure.functions as func

def main(req: func.HttpRequest) -> func.HttpResponse:
    logging.info("Python HTTP trigger function processed a request.")
    return func.HttpResponse("Hello, Azure!", status_code=200)

🔹 デプロイ方法(簡易版)

  • VS Code + Azure Functions Extension を使えば、ローカルで開発 → Azureにワンクリックデプロイ可能
  • GitHub Actionsを使ったCI/CDも対応

✍ まとめ

Azure Functionsの従量課金プランは、評価・試験・テスト用途で月数百回の軽量API運用なら完全無料で使えます。
Flex Consumption プランも無料枠に収まるなら選択肢として十分アリ。
ただし、ストレージアカウントの課金には注意が必要です。

「ちょっと試したい」「構成を検証したい」そんなときに、最も安心して使えるプランです。

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