MicrosoftがWindow10は最後のOSと言っていたのですが、蓋を開けてみればやはり、Windows11がリリースされることが正式に発表されました。今回はそんなWindows11について色々調べてみました。Windows11は、基本的にWindows10から無料でアップグレードができますが、最小要件が満たされていないとバージョンアップできないみたいです。
システムの最小要件
Microsoftからアナウンスされている最小要件は以下の通りです。
- CPU: 1GH以上で2コア以上の64ビット互換プロセッサ
- メモリ:4GB以上
- ディスク容量:64GB以上
- システムファームウェア:UEFI、セキュア ブート対応
- TPM:バージョン2.0
- グラフィックカード:DirectX 12 互換のグラフィックス / WDDM 2.x
- ディスプレイ:9インチ以上、HD解像度 (720p)
自分の端末は対応しているかチェックするには?
自分が今使用しているパソコンは対応しているのかを確認するには、以下のサイトでチェックができます。
※2021/7/4時点では、何故か準備中になっており、チェックができなくなっているようです。少なくとも6/24ごろまではダウンロードできていたのですが、現在はMicrosoftが取り下げているみたいです。
システムファームウェア
システムファームウェアのUEFI、セキュア ブート対応について自分の端末を確認する方法は
- 検索でmsinfo32を入力してシステム情報画面を開く。
- システム情報画面で[BIOSモード]と[セキュアブートの状態]を確認する。
BIOSモードが[UEFI]セキュアブート状態が[有効]になっていれば対応している。
※BIOS画面の設定変更で対応することもできるものがある。
ちなみに私のパソコンはサポートされていません。となっているので基本的にはWindows11には、対応していなさそうです。
TPM2.0とは?
TPMとは、(Trusted Platform Module)の略で、デバイスで色々なセキュリティ機能を提供するモジュールで、Bitlockerなどで使われている機能です。
自分の端末がTPMに対応しているかを確認するには、以下の画面から確認します。私の端末は案の定ですが対応していませんでした。
- 検索でtpm.mscを実行して、ローカルコンピューター上のTPM管理を開く。
- TPM管理画面の「製造元名」、および「製造元のバージョン」を確認。
[互換性のあるTPMは見つかりません。]と表示された場合はTPMが搭載されていないことを表している。
結局、Windows11を搭載できるパソコンは、2016年以降にリリースされたパソコンであれば、大体はWindows11に対応していることが多いみたいです。ただ、一部中国やロシアなどのTPMを使用することを禁止している国などに例外でWindows11を認めたりしているみたいなのでまだわからないと思います。
Windows11は、いつから使用できるのか?
今後は2021年下半期ごろから,Windows11搭載のパソコンが店頭でも販売され、WIndows10からWindows11へのアップデートは2022年の上半期からの予定みたいです。
Windows10のサポートはいつまで?
現在のWindows10のサポート期限は、2025 年 10 月 14 日までとなっているみたいです。
まとめ
Windows11についてまとめると
- UEFI、セキュア ブート対応必須
- TPM2.0対応必須
- Windows10のサポート期限は、2025 年 10 月 14 日まで
- 自分のパソコンがWindows11に対応しているかどうかは、サイトからチェックツールをダウンロードして確認できる。(2021/7/4現在ではなぜか準備中となっている。)
個人的にはもう少し仕様が詳しく判明するまでは、待ちかなと思います。
コメント