XAMPPで構築したPHP環境にPHPフレームワークでは断然1番人気のあるLaravelを導入してみました。
Laravelとは?
Laravel(ララベル)は,比較的最近の2011年にリリースされたPHPのフレームワークで今やPHPのフレームワークでは海外も含め一番人気のあるフレームワークです。Laravelは,MVCモデルを採用しています。MVCは
- M(Model)・・・データ処理
- V(View)・・・画面表示
- Controller・・・全体の制御
の3機能に分かれて開発を行うようになっています。Laravelのパッケージ管理はComposerというパッケージインストーラを使用してソースが管理されています。今回はComposerのインストールからLaravelのインストールまでの手順を紹介したいと思います。
Composerのインストール
LaravelをインストールするにはComposerを先にインストールする必要があるので以下のサイトからComposerをダウンロードします。
ダウンロードボタンを押下する。
次に以下の画面でComposer-Setup.exeのリンクをクリックあするとダウンロードが始まります。
ダウンロードが完了したころを確認して、Composer-Setup.exeを実行します。
Developer Modeにチェックを付けて[Next]
保存先を指定します。ここではD:ドライブのUSBメモリにインストールします。
次にパソコンのPHP本体のフルパスを指定します。
※私の場合はD:ドライブにPHP環境を構築していますので、D:\xampp\php\php.exeに設定しています。
ここでは特に何も指定する必要はありません。
インストールの設定が間違えていないことを確認して[Install]ボタンを実行します。
とくに何も指定せず[Next]ボタンを実行
以下の画面が表示されたら完了です。今までの手順でComposerのパスの追加などが行われているので、必ずパソコンを再起動して下さい。※再起動しないとパスの設定が反映されず次手順がエラーとなります。
ここまで終了したら、コントロールパネルでシェルを起動させます。
コマンドプロンプトでhtdocsにディレクトリを移動します。
cd C:¥xampp¥htdocs
ComposerでLaravelという名前のプロジェクトを作成します。
composer create-project laravel/laravel laravel
Laravelのバージョンを知りたいときは、上記で作成したlaravelプロジェクトに移動して
php artisan -Vを実行します。フレームワークのバージョンが表示されればOKです。
cd C:\xampp\htdocs\laravel
# php artisan -V
(結果)Laravel Framework 8.15.0
ブラウザで以下の画面が表示されればOKです。※Laravel8.xバージョンからデフォルト表示される画面が変更されたようです。以下の環境だとLaravel 8.15.0、PHP v7.3.23で動作しています。
これでComposerのインストールとLaravelのインストールが完了しました。
【ドメインの取得なら】
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